今回は前置詞の第3弾「at」をいっしょに学んでいきましょう。
「at」は以前に学んだ前置詞「in」「on」と並んで場所を表すときに使う前置詞です。
そして前置詞の中でも「at」はとても簡単なので今回はサクッとマスターしておきましょう!
「at」のイメージと意味
まず「at」の意味は「~で」「~に」です。
イメージとしては「in」が「内側にある状態」を指すのに対して「at」は内外を問いません。
ある空間の内側や外側に関係なく、ある場所、空間を指すときに「at」を使います。
そして、前回の前置詞「in」でも言いましたが「at」は「狭い場所」もっというと「特定の場所」を指すときに使う前置詞です。
また場所だけでなく「時間」「時速」などを指すときにも「at」を使います。
それでは事項で例文を交えながら「at」がもつイメージをしっかりと理解していきましょう。
例文を使って「in」の使い方を学ぼう!
それでは「in」のもつイメージを知ったところで実際に例文を触れながらより理解を深めていきましょう!
《例文①》
Let’s have a party at his place.
彼の家でパーティをしましょう。
彼の家は英語では「his house」と言いたいところですがネイティブでは「his place」と表現します。
イギリスや東南アジアでは「his house」です。
また他にも「~のお店」を表現する場合。例えば「トムのお店」と言いたいときは「Tom’s」といったように名前に「’s」を付けて「トムのお店」となります。
《例文②》
Please wait at the Tokyo station.
東京駅で待っていてください。
《例文③》
The restaurant opens at 10.
そのレストランは10時に開店します。
《例文④》
I was driving at 100 mps.
私は100キロで車を運転した。
《例文⑤》
I was with my mother at the moment of the earthquake.
私は地震の瞬間、母といっしょにいた。
《例文⑥》
You should not eat sweet things at night.
夜に甘いものを食べないほうがいい。
《例文⑦》
There is a meeting at the beginning of the month every month.
毎月月初に会議があります。
※これも「月初」という特定の日を指しています。
「at」がもつイメージを思い浮かべながら例文を読んでいくとより意味がわかりますよ!
「at」と「in」の違い
最後に「at」と「in」の違いについて例文を交えて明確にしておきましょう。
例えば・・・・
という2つの文があります。
どちらも「彼は学校にいる。」という同じ意味になります。
(1)は「at the school」なのに対し(2)は「in the school」と前置詞が違いますよね。
いったい何が違うのでしょうか?
違いを理解するには「at」と「in」のイメージをもう一度思い出してください。
「at」はある空間の内外は関係なく特定の場所を指すのに対して「in」はある空間の内側をさしますよね。
つまりどちらの文も「彼は学校にいる」という同じ意味ですが、
この場合、彼は学校の校内にいるのか校外にいるのかはわかりませんが、とにかく学校にいるということはわかります。
この場合、「in」はある空間の内側を指すので、彼は学校の校内にいるということがわかります。
このように「at」「in」ともにある場所を指すときに使う前置詞ですが2つのがもつイメージによって違いが出てくるわけです。
意味だけを覚えていると違いがわかりませんがそれぞれの前置詞がもつイメージをしっかりと捉えていれば、このように違いがわかるようになりますよね。
このように場所を指すときに使う「in」「on」「at」はそれぞれのイメージをしっかりと理解しておくことが大事なんです。