今回は「be動詞」と動詞「get」の違いついていっしょに学んでいきましょう。

この違いがいまいちわからないという方は多いのではないでしょうか?

例えば下の例文を見てみましょう!

I am sick.
I get sick.

この2つの文は同じ意味のような感じがしますが微妙にニュアンスが違います。

さらに下の例文を見てみましょう!

I am married.
I get married.

この2つの文も同じ意味に感じますが、これは意味がまったく変わってきます。

何がどう違うのか?をこれからわかりやすく解説していくのでぜひこの機会に両者の「be」と「get」の違いをしっかり理解していきましょう。

この違いが理解できれば、今よりもより細かなニュアンスや雰囲気を相手に伝えることができます。

すなわちあなたが相手に伝えたいこと、感じてほしいことがより細かく伝わるということです。

beとgetの違いとは?

結論からいうと「be」は静的で「get」は動的なニュアンスを持っています。

どういうことか?

これを理解するには「get」がもつイメージを掴むことが先決です。

「get」のイメージは・・・

あるものを手にしていない状態から手に入れた状態です。

この「あるもの」とは単にモノだけではなく知識、状態、状況などさまざまなものを指します。

あるものを手にしていな状態から手に入れた状態への変化を表しいるわけです。

それに対して「be動詞」の場合は、単に「いまの状態」を表しているに過ぎません。

こう見ていくと「be動詞」を使った場合は静的が、「get」を使った場合は動的なニュアンスが感じることができませんか?

「ん~、わかったような、わからないような・・・。」って感じですよね・・・。

両者の違いをより明確に理解するために例文を見ながら解説していきますね^^

例文を使ってbeとgetの違いを明確にしてみよう!

ではさっそく例文をいくつか見ながら両者の違いを掴んでいきましょう!

《例文①》
■現在形
A:I am sick.
B:I get sock.

A:私は病気です。
B:私は病気になる。

■過去形
A:I was sick.
B:I got sick.

A:私は病気だった。
B:私は病気になった。

現在形だとAは単に今の状態を表しているのに対して、Bはこのままでは病気になるという変化が感じられます。

過去形も同じくAは単にその時の状態を表しているのに対して、Bは病気ではなかった状態から病気になってしまったという変化を感じます。

《例文②》
■現在形

A:I am angry.
B:I get angry.

A:私は怒っている。
B:私は怒る。

■過去形
A:I was angry.
B:I got angry.

A:私は怒っていた。
B:私は怒った。

これも現在形、過去形ともにAは状態を表し、Bは変化を感じませんか?

Aはすでに怒っているという状態を単に表し、Bは怒っていない状態から怒る状態へと変化を表しています。

《例文③》
■現在形
A:I am married.
B:I get married.

A:私は結婚している。
B:私は結婚する。

■過去形
A:I was married.
B:I got married.

A:私は結婚していた。
B:私は結婚した。

この例文は他の例文よりも違いが明確にわかりやすいですよね。

Aはすでに結婚している状態で、Bはこれから結婚するという変化を表しています。

ここで注意してほしいのは「過去形」の場合です。

Aは「結婚していた」という過去のある期間の状態を表しています。結婚していたけど「今は結婚していない」ということになります。つまり離婚して今は独身ということです。

これに対しBは結婚していない状態から結婚したという変化を表しています。

この例文の場合は「be」と「get」では意味自体がまったく変わってきます。

《例文④》
■現在形
A:I am tired.
B:I get tired.

A:私は疲れている。
B:私は疲れる。

■過去形
A:I was tired.
B:I got tired.

A:私は疲れていた。
B:私は疲れた。

この例文もAは単に今、あるいは過去のある時点での状態をを表しているのに対して、Bは怒ってなかった状態から怒る状態へと変化を表しています。

《例文⑤》
■現在形
It is hot today.
It gets today.

A:今日は暑い。
B:今日は暑くなる。

■過去形
It was hot today.
It got hot today.

A:今日は暑かった。
B:今日は暑くなった。

この例文も違いがわかりやすいですね。

Aはすでに暑いという状態だけを表しているのに対して、Bは気温が高くなっていく変化を表しています。

どうでしょうか?「be」「get」それぞれを使った場合の違いは掴めましたか?

実際に「get」を使う場合は例文のような短文ではなく、理由や原因を付け加えて話すことが多いです。

えば・・・

I got sick from working too hard.
私は働きすぎで病気になった(体を壊した)。

I got tired from walking too much.
私は歩きすぎて疲れた。

I got angry at him, because he lied to me.
私は彼に怒った。なぜなら彼は私に嘘をついたからだ。

このように、「get」を使う場合は「なぜ病気になったのか?」「なぜ疲れたのか?」「なぜ怒ったのか?」の原因や理由をそえて使うことが一般的です。

もちろん下の例文のように、
I was sick from working too hard.
でも文法的には間違いではありません。

翻訳サイトを使うと、中にはこっちの文に翻訳されることがありますから・・・。

でも、「be」よりも「get」を使ったほうがよりその場の臨場感みたいなものが伝わるのでネイティブは「get」をよく使います。

ついでに覚えておきたいフレーズ

最後についでにセットで覚えておくと便利なフレーズをご紹介して終わります。

■get tired of ~
 ~にうんざりする、飽きる、嫌気がさす

■get tired from ~
 ~(が原因)で疲れる

■get sick of ~
~にうんざりする、飽きる、嫌気がさす

これは「get tired of」と意味はまったく同じですがより「怒り」「飽き」「嫌気」度が強いです。

相手には「相当、怒ってるな・・・。やばいなこれは」というニュアンスが伝わります。

■get sick from ~
 ~(が原因)で病気になる、具合(気分)が悪くなる