今回は、「be動詞」の疑問文と否定文の作り方を復習してみよう。
be動詞の疑問文、否定文の作り方は、それぞれの法則を覚えてしまえばとても簡単です。
きちんとマスターしているか自身のない方は、この機会に疑問文、否定文の作り方(法則)を覚えておきましょう。
Contents
be動詞の疑問文の作り方
be動詞を文章の前に持ってくる。たったこれだけ!
【例文】
Tom is nice.(トムは素敵です。)
【解説】
be動詞の「is」を文章の先頭に持って来れば疑問文の完成です。
そもそもなぜ、疑問文にするときにbe動詞を前に持ってくるかというと、英語では一番聞きたいことを文章の初めに持ってくる。
【疑問文にすると】⇒ 「Is Tom nice.」
聞かれた相手の受け答えは・・・
「はい」の場合 ⇒ 「Yes he is.」
「いいえ」の場合は ⇒ 「No he isn’t(is not).」
英語では同じことを繰り返し言う時は「代名詞」を使う。ここではトム(3人称)は男性なので「he」となる。
be動詞の疑問文の例題
それでは、いくつか例文を作ってみることにする。be動詞を文章の先頭に持ってくるという疑問文の作り方(法則)を覚えておけばOK。
ただ、主語が「1人称」「2人称」「3人称」によって使うbe動詞が変わってくるので注意しよう。
例文①
「You are Tom.(あなたはトムです。)」
これを疑問文にする場合は、be動詞を文章の先頭に持ってくればいいので下記のようになる。
「Are you Tom?(あなたはトムですか?)」
聞かれた相手の受け答えは・・・
「はい、私はトムです。」
「いいえ、私はトムではありません。」
となるので・・・・・
「はい」の場合は ⇒ 「Yes I am.」
「いいえ」の場合は ⇒「 No I am not.」
be動詞が「am」の場合の注意点
Yes(肯定文)の場合、ここでは「I am」を短縮して「I’m」とはできない。No(否定文)の場合は、「No I’m not.」と短縮できる。
例文②
Daiki and Haruki are the best baseboll player at the school.
Are Daiki and Haruki( = They ) the best football player at the school?
聞かれた相手の受け答えは・・・
「はい」の場合は ⇒ 「Yes they are.」
「いいえ」の場合は ⇒ 「No they aren’t(are not).」
※「am」と違って「are」の場合は「aren’t」と短縮できる。
例文③
「That baggage is heavy.(その荷物は重い。)」
これを「現在形」「過去形」それぞれで疑問文にしてみよう。ちなみに、現在形。過去形ともに疑問文の作り方は同じ。
現在形の場合 ⇒ 「Is baggage heavy?」
過去形の場合 ⇒ 「Was the baggage heavy?」
聞かれた相手の受け答えは・・・
「重たい」場合は ⇒ 「Yes it was.」
「重たくない」場合は ⇒ 「No it wasn’t.」
例文④
「The cake is on the table.(テーブルの上にケーキがあります。)」
疑問文にすると ⇒ 「Is the cake on the table?」
「ある」の場合は ⇒ 「Yes there is.」
「ない」場合は ⇒ 「No there isn’t(is not).」
be動詞の否定文の作り方
be動詞の後に「not」を入れる。
ただ注意点があってbe動詞の否定は下記のように短縮できるもの、できないものがあるので、しっかり抑えておこう。
【例文】
「I’m a teacher.」を否定文にすると、「I’m not a teacher.」となる。
※「am not」は短縮できない決まりがある。短縮する場合は「I am」を短縮して「I’m not」とする。
be動詞の否定文の例文
例文①
「You were friendly.(あなたは優しい。)」
否定文にすると ⇒ 「You wren’t(were not)friendly.」
例文②
「There are apples.(りんごがあります。)」
否定文にすると ⇒ 「There aren’t apples.」
まとめ
以上のようにbe動詞の「疑問文」「否定文」の作り方はとても簡単です。
おさらいすると、疑問文の場合はbe動詞を文章の先頭に持ってくる。否定文の場合はbe動詞のすぐ後に「not」を入れる。
あと注意すべきはbe動詞の疑問文に対しての答え方です。というのは、「am」「are」「is」では短縮の仕方が違います。
be動詞の疑問文に対しての答え方と注意点
「am」の場合は「aren’t」「isn’t」のように短縮できないことを覚えておこう。
「am」の場合、「I am」を短縮して「I’m」として、すぐ後に「not」を置き「No I’m not.」になる。
また、肯定(Yes)の場合は、「am」「are」「is」のすべてにおいて下記のように短縮してはいけない決まりがあることも覚えておこう。
「Yes I’m.」ではなく ⇒ 「Yes I am.」
「Yes they’er」ではなく ⇒ 「Yes they are.」
「Yes he’s.」ではなく ⇒ 「Yes he is.」
「Yes it’s.」ではなく ⇒ 「Yes it is.」
少しややこしいと感じるかもしれないが、難しく考えず「そういう決まりがあるんだ。」といった感じで覚えておこう。