今回は「未来形」についてです。

未来のことを話すときは「will」と「be going to ~」の2つがあることを中学校で習いましたよね。

中には「そんなこと知ってるよ!」と思う人もいるかもしれません。

だけど「will」と「be going to」は同じ意味だけどニュアンスが少し違います。

そして未来のことを話す場合、「will」「be going to」以外にも「現在形」「現在進行形」あるいは「shall」といった助動詞を使うことがあります。

「どういうことか?」

今回はそれも含めて「未来形」の使い方を例文を交えてご紹介するので一緒にマスターしましょう!

「will」を使った未来形とは?

①単純未来

まず「単純未来」からいきたいところですが後回しにします。

理由は簡単!単純未来はこれから紹介する未来形のどれにも当てはまらないからです。

なので、まずはひととおり今回の内容を理解した上で、最後の「まとめ」で単純未来について紹介しています。

それでは早速いってみましょう!

②意志未来

「意志未来」とは自分で決めた未来のことを言う場合です。

例えば友達から遊びに誘われて・・・

What about going to the beach?
「海に行くのはどう?」

と言われたとします。

そして、あなたは「これといった予定はないけど、どうしようかな・・・。でも今日は快晴だし海に行くのも悪くない。よし!海に行こうかな。」

と決めたとします。その場合は・・・

OK!I will go to the beach with you.
「うん!君と海に行くよ。」

となります。

つまり、誘われて海に行くか、行かないかはあなたが自分自身の意思で決めたわけですよね?これを「意思未来」と言います。

「will」には助動詞以外にも「意思」という名詞の意味もあるんです。

「be going to」を使った未来形とは?

「will」と「be going to」は同じ意味ですが正確にいうと違うと言いましたよね。

「will」と何が違うのか?以下に紹介する2つの意味があります。

以前から決まっていたということは今その場で決めたわけではないですよね。

例えば・・・

I am going to visit New York with my family this summer.
「今年の夏は家族でニューヨークに行く予定です。」

といったように今その場で決めたわけではなく家族と以前からニューヨークに行くことが決まっていた場合です。

こう言うと「以前ってどこまでを指すの?」という人がいますが以前という時制には厳密な基準はありません。

1時間前も以前だし、もっと言えば30分、10分前も以前になりますよね。要は今その場で決めた場合以外は「以前」と思えばいいです。

②自分以外の他人が決めた未来

2つ目は「他人が決めた未来」です。

例えば・・・

I am going to have an national exam next week.
「来週、国家試験を受けます。」

I’m going to go to my friend ‘s birthday party tomorrow.
「明日、友達の誕生日パーティーに行くことになっています。」

I’m going to have an important meeting day after tomorrow.
「明後日、大切な会議があります。」

といった場合です。

国家試験や誕生日パーティー、会議って自分で決めたわけではないですよね。あらかじめ自分以外の誰かが決めたスケジュールなわけです。

このように自分ではなく他人が決めた未来のことを言う場合も「be going to」を使います。

「現在形」を使った未来

現在形でも未来を表すことができます。

「反復時制」と書いてますが覚えてますか?以前「現在形」で覚えましたよね?

①公共的な未来(反復時制)

次の例文を見てみましょう。反復時制のおさらいですよ!

The train (which) you take arrives at 6:45 tomorrow.
「君が乗る電車は明日6時45分に着きます。」

あなたが乗る電車は明日の6時45分に着くんだけど、それは明日だけではないですよね。

昨日も一昨日も3日前も、そして明日も明後日も3日後も4日後も・・・。

つまり過去も未来もずっと6時45分に繰り返し着く。つまり反復時制ですよね。

その中で今回はたまたま「明日」をピックアップしていますが、6時45分に着くことは定期的に決まっているので反復時制になります。

そして反復時制は過去・現在・未来にわたっているため時制が決められない。

だから代表して「現在形」で表現しましょう。となったわけですよね?覚えてますでしょうか?

※復習したい場合はことらをどうぞ^^

時制|現在形の使い方~5つのパターンをマスターしよう!

中には、6時45分に着くというのは他人が決めたことだから「be going to」じゃいけないの?と思う人もいるでしょう。

もちろん、「be going to」でもOKです。

要はこの場合は絶対こっちじゃなければいけないということはないんです。あなたが「これ、どっちでもいけるな。」と思えばどっちで表現してもいいんです。

英語では被ることがよくあるので、そのときはのあなたの気分でどれを使うかは決めましょう!

「現在進行形」を使った未来

①ごく近い未来を表現する

現在進行形は中学2年で習いましたが、未来の意味で現在進行形で言う場合はどういうときかというと「ごく近い未来」について言う場合です。

例えば、仕事などで電話をすぐに折り返すときです。そんなときは・・・

I am calling back at once.
「すぐに折り返しお電話いたします。」

というように「be ~ing」の現在進行形で表現します。

このように近い未来のことを言う場合は、

× I will call back.
× I’m going to call back.

といったような「will」「be going to」ではなく現在進行形を使いましょう。

こう言うと、中には「近い未来っていつまでを指すの?」という人がいますが前述したように、この場合も明確な基準はありません。

例えば1日の中で1時間後をごく近い未来と思う人もいるし人によっては5時間後かもしれません。

また1週間でみれば明日はごく近い未来になるし、1年でみれば1ヶ月後は近い未来になりますよね。

要は話の内容や規模によって変わるし、ある意味これはその人の感覚で違いますよね。

だけど折り返し電話はだいたいみなさん数分から数十分後ですよね。

このように自分が「ごく近い未来」だと思えば「be ~ing(現在進行形)」で話すということを覚えておきましょう!

《例文》
I’m come back at once.
「すぐ戻ってくるよ。」

②個人的な未来を表現する

個人的な未来を表現する場合も「現在進行形」で話します。

例えば友達が・・・

What will you do after this?
「このあと何するの?」

と聞いてきた場合をイメージしてみましょう。

あなたは、家に帰るところだとします。あなたが家に帰ることは個人的な未来ですよね。なんなときは現在進行形を使って・・・

I’ going home.
「家に帰るよ。」

と表現します。

他にも、あなたはお腹が空いたのでお昼ご飯を食べようとしてるとします。その場合も・・・

I’m very hungry.I’m eating lunch.

と言います。

ちなみにこの場合、お昼ご飯を食べることを今決めたので「will」を使って

I will eat lunch.

でもOKです。

これも、そのときのあなたの好み、気分でどれを使うか決めていいです。

「shall」を使った未来形

最後はなんと「shall」を使っての未来形です。「えっ?shallで未来形?」と思う人もいるかもしれませんね。

でもネイティブは「shall」で未来を表現することがあります。

だけど「shall」は、日常会話ではほとんど使うことはありません。なので覚えなくてもOKです。

だけど、ネイティブの中にはたまに「shall」を使う人もいるので覚えておいて損はないですよね。

「shall」を使った未来形には2パターンあります。

そして未来形で「shall」を使う場合は主語によって変わります。そして主語によって2つの意味に分かれます。

それを今から説明しますね!

①強い意志未来(~しなきゃ)

主語が1人称、つまり「I shall ~」「We shall ~」のときは「強い意思未来(~しなきゃ!)」を意味します。

ちなみに「~しなきゃ」は「must(~しなければならない)」でもいいですが、「shall」のほうがより強い意思になります。

だから「I shall ~.」と言えば、聞いた相手は「おっ!意思が固いから止めても無駄だな。」と感じます。

例えば、友達と飲んでいて時計を見ると乗る予定の終電の時刻が近づいているとします。今すぐ駅に向かわないと終電に間に合わない。

そんなときは・・・

Look at the time!It’late.
「もうこんな時間。遅くなっちゃった」

I’ll take the last train.I shall go.
「終電に乗るから、もういかなきゃ!」

と言えば、相手は「止めても無駄だな」と感じて、

OK!See you later.
「わかった!またね。」

と言ってくれます。

他にも、

Come home at 20 o’clock.
「20時には帰って来なさいよ。」

All right.I shall come home 20 o’clock.
「わかった。20時に必ず帰ってくるよ!」

なんて場合とかも「shall」が使えますよね。

②運命的な未来(~することになる)・・・2・3人称が主語

「運命的な未来」はオーバーな表現なので日常会話ではまず使うことはありませんが映画を見ているとよく使われています。

例えば・・・

He shall return.
「彼は戻ってくるだろう。」

直訳的にいうと「彼は戻ってくる運命にある」になります。

運命的未来とは、人の意思を超えて、あらがうことができないこと。つまり「運命」ってことです。

他にも例をあげると・・・

①Humans shall all die.
「人間はみんな死ぬ運命にある。」

※これも「運命的未来」ですよね。人間死ぬことは避けられない運命ですよね。だから「shall」を使ってこういった表現もできます。

②He shall die.
「あなたは死ぬだろう。」

※直訳すると「死ぬ運命にある」つまり死ぬことは避けられないので「死ぬだろう」ということになりますよね。

映画で不治の病にかかったり、魔法をかけられて死にゆく運命に彼に言っているのを見たことがあります。

ちなみに、この「You shall die.」は私が小学校のときに見ていた北斗の拳というアニメがるんですが、その英語版を見ると主人公のケンシロウが、

You shall die.
「お前はもう死んでいる。」

と言っていたそうです。

「あなたは死ぬ運命にある、そしてそれは避けられない。」つまり「お前はもう死んでいる」となるわけです。なるほど!

未来形のまとめ

ここまで未来形の8パターンをご紹介してきましたがどうでしたか?

  1. 「mill」を使って意思未来を表現
  2. 「be going to」を使って以前から決まっていた未来を表現
  3. 「be going to」を使って他人が決めた未来を表現
  4. 「現在形」をつかて公的な未来(反復時制)を表現
  5. 「現在進行形」を使ってごく近い未来を表現
  6. 「現在進行形」を使って個人的な未来を表現
  7. 「shall」を使って強い意思未来を表現
  8. 「shall」を使って運命的未来を表現

以上の8パターンはぜひマスターしましょう!

そして忘れてはいけないのが最初に触れた「単純未来」でしたね。

単純未来は上記8パターンのどれにも当てはまらない場合に「will」を使って表現します。

例えば・・・

He will come here tomorrow.
「彼は明日ここにくるよ。」

といったように、漠然と未来について言う場合です。

これって上記8パターンのどれにも当てはまりませんよね?

彼が明日ここに来ることは、あなた自身が自分で決めたことではないですよね。

また以前から決まっていたわけでもないし、他人が決めたわけでもない。反復して起こることでもなければ、ごく近い未来でもないし、個人的な未来でもない。強い意思もなければ運命的でもない。

というわけで、どれにも当てはまらないですよね

ただ未来のことについて漠然と言うときは「単純未来のwill」を使いましょう。

というわけで英語の時制「未来形」には全部で9パターンあります。

この場合は絶体こうでなければいけないとか、これを使わないとダメというわけではありません。

あまり難しく考えず、あなたが「これはごく近い未来だな~」と思えば「be going to」を使えばいいし、「これは運命的だな」と思えば「shall」を使えば言い訳です。

日頃から、自分が言ったことを振り返ってみて「今のは未来について話したから、だとすれば・・・・。」

「ただ漠然と未来についていったから単純未来の”will”かな・・・。」
「繰り返されることだから反復時制かな・・・。」
「以前から決まっていたことだから”be going to”かな。」
「個人的な未来だから”現在進行形”だな!」

といった感じでイメージトレーニングすると英語力、会話力は飛躍的にアップしますよ。さらに声に出して言うことで上達が加速します!

「You got it? Let’s try! You make it!」