今回は「I’ll have」と「I’ll take」の違いを理解することがテーマです。
一見、両者は同じ意味に取られがちですが、ニュアンスが違います。
実際に、両者を同じ感覚で使っている人がいますが、ニュアンスが違うので聞いた相手は違和感を覚えます。
「I’ll have」と「I’ll take」のニュアンスの違いをちゃんと理解して、シチュエーションに応じて適切に使いこなせるようにしましょう!
I’ll haveの意味と使い方
「I’ll have」は主にレストランといった食事をする場所で使います。
「have」の意味は、あなたもご存知の「~を持つ(所有)している」ですよね。
例えば・・・
I have two cars.
「私は車を2台持っています。」
I have three cats.
「私は猫を3匹飼っています。」
※直訳すると「私は猫を3匹持っている」ですね。
つまり、「猫を飼っている」というニュアンスになります。
I have a cold.
「私は風邪を引いています。」
※直訳すると「私は風邪を持っています。」です。
つまり「風邪を引いている」というニュアンスになります。
このように「have」の後に何がくるかで、「have」の意味合いは変わってくるってことです。
それだけ、「have」は便利な単語っていうことですね。
本題に話を戻すと、「have」の後に食べ物がくると、「食べる・いただく」という意味になります。
例えば、レストランで注文する場合、メニューを指さしながら
I’ll have this.
「私、これにするわ!」
と言ってみましょう。あなたが注文したいものが、ちゃんと相手に伝わります。
I’ll have curry and rice.
「カレーにします(お願いします)。」
I’ll have diner with Taro.
「今日は太郎と夕食を食べる。」
I’ll takeの意味と使い方
「I’ll take」は主に買い物(ショッピング)をする場面で使います。
「take」には、
・~を(手に)取る
・(人を場所へ)連れて行く
・(物を)持っていく、運搬・搬送する、持ち込む
といった意味があることは知っていますよね。
それ以外に「take」には他にも「買う」「選ぶ」といった意味もあります。
もし、あなたがショッピングで何かを買うと決めたときは、店員さんに
I’ll take this.
「これにします。」
と言えば、店員さんにあなたの買いたい商品がちゃんと伝わります。
まとめ
今回は「I’ll have」と「I’ll take」についてでしたが、
食事の場面では「have」を、ショッピングの場面では「take」を使うということを覚えておきましょう。
単にフレーズを覚えるのではなく、そのフレーズを使う場面としっかりリンクさせて覚えると、より記憶に残ります。
今度、海外で食事やショッピングをするときに、ぜひ使ってみましょう^^