不定詞の使い方と意味をマスターしよう!

今回は不定詞についていっしょに学んでいきましょう!

不定詞と聞くと憂鬱になる人もいるかもしれませんね。

というのも・・・
「不定詞って難しくてよくわからない。」
と苦手に感じている人が多いからです。

日本人が不定詞を苦手な理由は簡単で
不定詞を難しく考えすぎだからです。

確かにこの不定詞を文法的に細かくやると
難しい部分はあります。

でも考えて見てください。

テストに出るような難しい部分を学んだところで
日常会話に出てきますか?

出ません!
まず日常会話で使うことなんてありません。

あなたが英語を学んでいる目的は
テストで好成績を出すことですか?

あくまでも英語で日常会話を話せるようになることですよね。

だからこの記事の目的は
あくまでも日常会話を話せるようになることです。

不定詞とはなんぞや?
日常会話の中で不定詞をどういう場面で
どう使えばいいのか?

ということに焦点を当てています。

不定詞を絶対にマスターすべき理由とは?

英語で日常会話を話せるレベルになりたいなら
不定詞は絶対にマスターしておくべきです。

なぜなら
不定詞をマスターすればそれだけで
会話の表現が一気に広がるからです。

不定詞は簡単に言えば
表現を広げる動詞の仲間だと思ってください。

で、この不定詞なんですが
細かく分けると30個ほどあります。

先生によっては20個という人もいれば
50個という先生もいます。

英検やTOEICを受けるなら話は別です。
全部覚えましょう!

でも英語で日常会話を話せるようになりたいならその必要はありません。

実際にネイティブが日常で使う不定詞はせいぜい4つ。
たった4つなんです。

たった4つの不定詞をマスターするだけで
表現は広がり、今まで表現できなかったことが
どんどん言えるようになりますよ^^

そもそも不定詞とは?

まずは基本的なところからいきましょう!

そもそも「不定詞ってなに?」って思いませんか?

不定詞がなにかを簡単に言うと・・・

I like to eat very much.
私は食べることが大好きです。

この文の「to eat」が不定詞です。
「to + 動詞の原形」の形になってますよね。

「to」の後ろが三単現Sや過去形とかではなく
「動詞の原形」になっていること。

これが不定詞の基本中の基本なので
まずこの形を覚えておきましょう。

では、この「to + 動詞の原形」である
「to不定詞」は何て訳せばいいのか?

訳し方には以下の3つがあります。

  1. 名詞的用法
  2. 形容詞的用法
  3. 副詞的用法

この名称は覚える必要はありません。
あくまでも「どう訳すのか?」が大事です。

用法と聞くと難しく感じるかもしれませんが
この用法というのは使い方というより訳し方という意味です。

訳し方としては主に3つで・・・

  1. 名詞的な訳し方
  2. 形容詞的な訳し方
  3. 副詞的な訳し方

があります。

それでは早速、事項でそれぞれの用法(訳し方)
についていっしょに学んでいきましょう!

名詞的用法の意味と使い方

まず1つ目の名詞的用法は「~すること」と訳します。

そして名詞的用法には
「主語」「目的語」としての2つの訳し方があります。

それでは例文で詳しく見ていきましょう。

主語としての使い方

《例文①》
To learn about history is very important in life.
歴史を学ぶことは人生においてとても重要です。

※例文では「人生においてとても重要だ。」と言っています。
「何が重要なのか?」というと「歴史を学ぶことが」です。

このように文頭の主語にいきなり「to不定詞」を持ってくることによって主語として使うこともできます。

《例文②》
To walk is good for health.
歩くことは健康に良い。

※これも「To walk(歩くこと)」を文頭に持ってきて主語として使っていますね。

目的語としての使い方

《例文①》
I like to eat very much.
私は食べることが大好きです。

※「I like(私は好きです)」だけでは何が好きなのかわかりません。

でも「to eat(食べること)」を付けることで「食べることが好き」なんだということがわかりますよね。

ここでは「食べることが」といったように「like」の目的語として使われていますよね。

《例文②》
I want to go France this year.
今年はフランスへ行きたい。

※「I want(私は欲している)」、何を欲しているかというと「to go France(フランスへ行くこと)」をといったように、ここでも「want」の目的語として使われています。

このように名詞的用法には「主語」「目的語」としての2つの使い方がありますが訳し方はどちらも同じで「~すること」と訳します。

形容詞的用法の意味と例文

2つ目は形容詞的用法ですね。

訳し方は「~するための」です。

《例文①》
This is not water to drink.
これは飲むための水ではありません。

※形容詞的用法がわかりやすいようにここでは「飲むための水」と訳していますが「これは飲み水ではありません」と訳したほうがスムーズですね。

《例文②》
Do you have anything to write with?
何か書く(ための)ものは持ってますか?

※ここでは「書くための何か」ですが要するの「何か書くもの」と訳したほうがずムーズです。

ちなみに「to write with」の「with」は以前に学んだ前置詞です。

ここでの「with」は「~(の道具)で」といった意味で使われています。

《例文③》
Are there any recommended books for children to read.
子供に読むためのおすすめの本はありますか?

※「recommended」は形容詞で「おすすめの~」という意味です。

例文のように・・・

「飲むための水」
「書くためのもの」
「読むための本」

このように
「飲むための」「書くための」「読むための」
といったように「~するための」が名詞を修飾していますよね。

このように意味が名詞につながってより
より詳細に説明するために用いる品詞を
語学では形容詞といいます。

だからここでは形容詞的用法といいます。

副詞的用法の意味と例文

3つ目の副詞的用法は「~するために」と訳します。

形容詞的用法の「~するための」と
似ていますがまったく違うので要注意です!

そして副詞的用法には・・・

  1. 目的(~するために)
  2. 原因・理由(~して)

としての訳し方があります。

それぞれの使い方と訳し方を
例文を見ながらマスターしていきましょう!

目的として使う場合

《例文①》
I went to his company to see Tom.
私はトムに会うために彼の会社へ行った。

《例文②》
I’m on a diet to lose weight 5 kg.
私は5キロ体重を落とすためにダイエット中です。

《例文③》
I went to the shop to buy a present for him.
彼へのプレゼントを買うためにそのお店に行った。

※各例文を詳しく見ていきましょう!

例文①では「トムに会うために」
例文②では「5キロ痩せるために」
例文③では「プレゼントを買うために」

といったように何のために
例文①・・・「会社へ行った」のか?
例文②・・・「ダイエットしている」のか?
例文③・・・「お店に行った」のか?

それぞれ何のために行動するのか「目的」の意味で使われています。

原因・理由として使う場合

《例文①》
I was surprised to hear that story.
私はそのニュースを聞いて驚いた。

《例文②》
Tom was sad to hear her death.
トムは彼女の死を聞いて悲しんだ。

※ここでは例文を見てもわかるように

なぜ驚いたのか
なぜ悲しんだのか

その原因・理由が「to不定詞」で表現されています。

これが副詞的用法の2つ目の使い方と訳し方です。

副詞的用法を否定文で使う場合の注意点

さらにこの副詞的用法を否定文で使う場合は
例文のように「~しないように」と訳しますが
注意点が1つあります。

I sleep early every evening not to be late.
遅刻しないように毎晩早く寝ている。

※否定文にする場合は例文のように「to」の直前に「not」を付けます。
これは例外なく必ず「to」の直前です。

「It ~ to 構文」 をマスターしよう!

これまで「to不定詞」の3つの用法について
学んできましたが「to不定詞」でもっとも使われる形があります。

It is ~ to不定詞

この形を「It to 構文」と言います。

英語は「主語+動詞+目的語」がもっとも基本的な形式です。

主語の後に必ず動詞が来ることから
英語は「誰が何をした」といったように
まずは結論から言うことが好まれています。

下記の例文を見てみましょう。

To learn Japanese history is interesting.
It is interesting to learn Japanese history.

どちらも意味は・・・
「日本の歴史を勉強するのは面白い」
となりまったく同じです。

ですが英語では
結論をまず先に言うこと、そして
主語を簡潔に表現することが好まれるため

「To learn Japanese history is」より
「It is」と簡潔に表現する形式を選びます。

つまり「It to 構文」は
まず結論を先に伝えることが好まれる
英語においては最適な形式なわけです。

ネイティブも日常会話でよく使うので
「It to 構文」はぜひマスターしておきましょう。

《例文①》
It is difficult to solve this problem.
その問題を解くのは難しい。

《例文②》
It is very fun to drink with him.
彼とお酒を飲むととても楽しい。

《例文③》
It is impossible for me to solve the problem.
私にこの問題を解くのは無理です。

※例文を見てもわかるように
「It is 形容詞 to不定詞」の形式にすることで主語を短くでき結論をまず先に伝えることができますよね。

ちなみに例文③には「for me」と「for 人」が
入っていますが「of 人」が入る場合もあります。

そして「for 人」と「of 人」では訳し方が違います。

例文を見ながら違いをマスターしていきましょう!

「It is ~ for 人」と「It is ~ of 人」の違い

It is 形容詞 for 人 to不定詞
It is 形容詞 of 人 to不定詞

上記のように・・・
「It to 構文」では「to不定詞」の前に
「for 人」「of 人」を挟むことがあります。

そして「for 人」と「of 人」では訳し方が違います。

「(人)~にとって」というように文中において
主語を表すときは「for」を使います。

人の性質・性格を表すときは「of」を使います。

どういうことか例文を見てみましょう!

It is 形容詞 for 人 to不定詞

It is very interesting for me to study English.
(私にとって)英語の勉強をするのはとても楽しい。

※「It is very interesting to study English」だと「英語の勉強は楽しい」ですが、「for me」を挟むことで英語の勉強をすることは「誰にとって楽しい」のかという意味が加わりますよね。

そしてこの「誰」かは「私」です。私にとって英語の勉強は楽しいわけです。

「誰にとって楽しいのか」を表す場合は「for」を使います。

It is 形容詞 of 人 to不定詞

It is stupid of him to do such a thing.
そんなことをするなんて彼はバカだね。

※「stupid」は「愚かな」「馬鹿な」という意味です。

そんなことをした彼はバカだ(愚かだ)といったように人の性質・性格を表していますよね。

このように人の内面的な性質や性格みたいなものを表す場合は「of」を使います。

不定詞のまとめ

これまで不定詞について例文を交えながら
いっしょに学んできましたがどうでしょう?

もう一度、不定詞の用法についてまとめておきます。

①名詞的用法  = 「~すること」
②形容詞的用法 = 「~するための」
③副詞的用法  = 目的:「~するために」
          原因・理由:「~して」

以上、不定詞には4つの意味・訳し方がありましたよね。

不定詞をマスターすることで今まで以上に
会話の表現が広がるのを実感したのではないでしょうか。

中でも副詞的用法はとても便利です。

具体的にどういうことか例文を見てみましょう!

この文では2つの用法が使われています。

具体的に見ていくと・・・

「I want to go to America」と言えば「行くこと」を「欲している」という名詞的使われ方です。

これに「I want to go to America to study English」となると「英語を勉強するために行きたい」となり、この「to study」は副詞的に使われいます。

さらに「I want to go to America tostudy English to improve my language skills.」と副詞的用法である「to improve my language skills(語学力を高めるために)」を付け加えるこができます。

このように副詞的用法の不定詞を
どんどん付け加えることで自分が言いたいことが
いくらでも表現することができます。

副詞的用法はとくに便利なのでぜひ覚えておきましょう。

そして不定詞を使う場合に圧倒的に
よく使われる形は「It to 構文」でしたよね。

it to 構文の基本的な使い方

この形がもっとも使われる形です。

to不定詞の前に「for 人」「of 人」を挟むと
さらに表現の幅が広がります。

このように不定詞をマスターすることで
自分の言いたいことが格段に表現できるようになりますよね。

あなたならこの不定詞をどんな場面で
どんな風に使うかイメージしてみましょう。

こういう形で使い方や訳し方を学んだとしても
いざ話そうとするとまずとっさには出てきません。

日常生活や仕事の場面で「私ならこう使うかな」
とイメージしておくこと言いたいことがとっさに
英語で表現できるようになっていきます。

学んだことを日頃からどんな場面で使うか
をイメージトレーニングしておきましょう!