今回は疑問詞についていっしょに学んでいきましょう!
ちなみに学校では疑問詞は「5W1H」と習いませんでしたか?でも英語の疑問視は実際には「7W1H」です。
そしてこれら疑問詞の中には「主語」として使う場合、「目的語」として使う場合、「所有格」として使う場合の3つのパターンがあります。
今回はこの「7W1H」をすべて網羅しながら「主語」「目的語」「所有格」としての使い方もマスターしていきましょう!
Contents
whatの意味と使い方
「what」には主語と目的語の2パターンの使い方があります。
ちなみに主語、目的語というのは日本語に訳したときに
主語⇒~は・~が・~も・~しか
目的語⇒~に・~を
という意味になります。それを踏まえて学んでいきましょう。
What + 動詞~?
何が~ですか?
《例文》
何が起こりましたか(何があったの)?
What happened?
※主語として使う場合は例文を見てもわかるように「what」のあとにすぐ「動詞」がきます。
■ここで何があるの?
What’s going on here?
※道を歩いていると人だかりを見つけたとき何があるのか気になりますよね?そんなときに「What」を主語にして使います。(What’s=What is)
■今日は何かあるんですか?
What is happening today?
※例えば友達が急いでいるのを見たとします。そんなとき「今日は何かあるの?」と聞きたい時に「what」を主語にして使います。
■どうしたの?
What’s wrong (with you)?
※顔色が良くない、元気がない友達を見て心配で声を掛ける場合に使います。相手を気遣って言う場合は「with you」を付けます。
What + 普通の疑問文
何を~ですか?・~は何ですか?
What + 名詞 + 普通の疑問文
何の~ですか?
《例文》
■その池で何を見ましたか?
What did you see the lake?
■今何をしているの?
What are you doing now?
■このあと何をするの?(このあとの予定は?)
What are you going to do after this?
■何の本を買いましたか?
What book did you buy?
※「何の本?」「何の映画」と言いたいときは上記のように「what + 名詞」の形で使いましょう。
whichの意味と使い方
Which + 動詞~?
どちらが/どれが~ですか?
《例文》
■どちらが先に行きますか?
Which go first?
※ここで注意してほしいことがあります。例えば「彼と彼女のどっちが先にいく?」といったように「彼・彼女(三人称)の場合は「which goes first?
」と「go」に三単現の”S”がついて「goes」となります。
「私(あなた)と彼」といったように一人称、二人称が含まれる場合は「彼(三人称)」が含まれていても三単現の”S”は付きません。
■どちらが高価に見えますか?
Which looks more expensive?
■どちらがあなたの家ですか?
Which is your house?
Which + 名詞 + 普通の疑問文
どちらを/どれを~ですか?
※whichを目的語として使う場合は上記のように「which」の後に名詞を付けることが多い。
《例文》
■どの映画がおすすめですか?
Which movie do you recommend?
■どちらの時計が人気ですか?
Which watch are popular?
■どちらの本を買いますか?
Which book are you going to buy?
■どの電車に乗ったらいいですか?
Witch train should I take?
whoの意味と使い方
Who + 動詞~?
誰が~ですか?
《例文》
■誰がこの絵画を描いたのですか?
Who wrote this painting?
■誰が明日来るのですか?
Who will come tomorrow
※主語として使う場合は例文のように「who」のすぐ後に「動詞」が来ます。
Who + 普通の疑問文
誰を/誰に~ですか?・~は誰ですか?
※目的語として使う場合は例文のように「who」のあとは「普通の疑問文」になります。
《例文》
■彼は誰ですか?
Who is he?
■誰に会ったのですか?
Who did you meet?
■誰を待っているの?
Who are you waiting for?
※目的語として使う場合は例文のように「who」のあとは「普通の疑問文」になります。
whoseの意味と使い方
Whose + 名詞 + 普通の疑問文
誰の~ですか?・誰の~を~ですか?
※「whose」は一般的に所有格として使うことが多い。
《例文》
■これは誰のバッグですか?
Whose bag is this?
■その犬は誰の犬ですか?
Whose dog is it?
■誰の許可が必要ですか?
Whose permission do I need?
■誰のアドバイスが参考になりましたか?
Whose advice was helpful for you?
■あなたは誰の車を借りましたか?
Whose car did you borrow?
whereの意味と使い方
Where + 普通の疑問文
~はどこですか?・どこに/どこで~ですか?
《例文》
■彼の車はどこですか?
Where is his car?
■どこに行きたいですか?
Where do you want to go?
■どこでトムを見かけたの?
Where did you see Tom?
■どこで夕食を食べますか?
Where shall we have dinner?
■どこで待っていればいいですか?
Where should I wait?
whenの意味と使い方
when + 普通の疑問文
いつ~ですか?
《例文》
■いつアメリカに行くんですか?
When will you go to America?
■次はいつ会えますか?
When can I meet you next time?
■いつ日本に戻ってきますか?
When will you go back to Japan?
whyの意味と使い方
Why + 普通の疑問文
なぜ/どうして~ですか?
《例文》
■なぜ彼は怒っているんですか?
Why is he angry?
■なぜ連絡をくれなかったんですか?
Why didn’t you make contact with me?
■なぜ授業に遅刻したんですか?
Why were you late for class?
■なぜ日本の歴史に興味を持ったのですか?
Why are you interested in Japanese history?
■なぜ昨日は休んだのですか?
Why were you absent yesterday?
howの意味と使い方
How + 普通の疑問文
~はどうですか?・どのように/どうやって~ですか?
《例文》
■パーティーはどうでしたか?
How was the party?
■彼はいまどんな具合ですか?
How is he now?
■どうやって東京駅まで行ったらいいですか?
How can I get to the Tokyo station?
■どうやってここまで来ましたか?
How did you come here?
■どうすれば英語が上達しますか?
How can I improve my English?
How + 形容詞/副詞 +名詞 + 普通の疑問文
どのくらいの~が~ですか?
《例文》
■どれくらいの水が必要ですか?
How much water do you need?
■部屋には何席イスがありますか?
How many chairs are there in the room
■東京駅までの距離はどれくらいですか?
How far is it to the Tokyo station?
■東京駅までどれくらいの時間がかかりますか?
How long does it take to Tokyo Station?
※以下のように「how」の後に形容詞や副詞を付けて数や距離などを聞くことができます。
- How many・・・数
- How much・・・価格・量
- How far・・・距離
- How long・・・時間
- How old・・・年齢
- How tall・・・身長
- How high・・・高さ
- How wide・・・幅
- How weight・・・重量
疑問詞を主語として使うときの注意点
今回は疑問詞「7W1H」について学んできましたが、最後に疑問詞を主語・目的語として使う場合の注意点があります。
それは・・・
・Which looks more expensive?
・Who loves Tom?
の例文を見てもわかるように疑問詞の後にくる動詞に三単現の”S”が付きます。
ただ細かいことをいうと三単現の”S”が付かない場合も例外的にあります。
「Who loves Tom?(だれがトムを好きなの?」を例にして言いますね。
この場合「だれが」の中に「あなた二人称」が含まれている場合は三単現の”S”は付かずに・・・
Who love Tom?
となります。
細かすぎてよくわからない・・・。という人は気にせずに三単現の”S”を付けなくてもいいです。
ただ正確にいうと疑問詞を主語として使う場合は三単現の”S”を付けるというルールは覚えておきましょう。