今回は前置詞の第12弾「near」をいっしょに学んでいきましょう!
英語で「近く」を表す前置詞として「by」を以前に学習しましたよね?
復習したい方はこちらをどうぞ!
「near」も「by」と同様に「近く」を表現する前置詞です。
では「near」と「by」は何が違うのでしょうか?
今回は「near」のイメージを掴んで「by」との違いをハッキリさせてるとともに使い方もマスターしていきましょう。
「near」がもつイメージとは?
「near」がもつイメージは・・・
対象物を中心としてある「人」「もの」「時間」が近い
これが「near」のイメージです。
「near」と「by」の違いとは?
「近い」を表す「near」と「by」ですがいったい何が違うのでしょう。
「by」の復習をしたい方はこちら!
さっそくその違いをハッキリとさせていきましょう。
「near」と「by」を比べると距離的に「by」の方が「near」よりも近いです。
ただこの「近い」というのはどこから近いのかというと厳密な規定はありません。
近いと思うかどうかには個人差があります。
例えば家から最寄りの駅まで歩いて10分としましょう。この10分を近いと感じる人もいれば遠いと感じる人もいるでしょう。
また20分でも近いと感じる人もいるでしょう。
なのでこの「近い」というのは曖昧な距離をさしているわけです。
私の家の近くに公園があります。
上記の例文を見てみましょう。
家の近くといってもどれくらい近いかはわかりませんよね。
歩いて10分かもしれないし20分かもしれない。あるいは車で5分かもしれませんよね。
このようにどれくらい近いかには個人差があるわけです。
それに対して「by」はニュアンスとして目に見える場所、手をせば届きそうな距離感のときによく使います。
- There is a park near my house.
- There is a park by my house.
どちらも「近くに公園がある」のはわかりますが、「by」を使うと「家のすぐそばに公園がある」ニュアンスが相手に伝わります。
なので「near ~」は「~の近く」と訳すとが多いですが「by ~」は「~のそば」と訳しますよね。
また「near」と「by」にはもう一つの違いがあります。
「by」は場所が近いことを表すことに限定しているのに対して「near」は時間が近いときにも使えます。
次項では例文を見ながら「near」のイメージをさらに掴んで使い方をマスターしていきましょう。
例文を使って「near」の使い方をマスターしよう!
以下の例文を見てみましょう!
《例文①》
My house is near the mountain.
私の家は山の近くにある。
これが「by the mountan」になると「山のすぐそば」なので「私の家は山のふもとにある」となります。
《例文②》
I will be busy near the end of year.
年末近くになると忙しい。
《例》
- near future・・・近い将来に
- near the Christmas・・・クリスマス近くに
- near 5 o’clock・・・5時近くに