分詞の現在分詞・過去分詞を使い分けるポイント

今回は英語の分詞についていっしょに学んでいきましょう。

分詞の種類には現在分詞と過去分詞の2種類があるので今回は・・・・

・分詞とはそもそも何なのか?
・分詞のの正しい使い方
・現在分詞と過去分詞の正確な使い分け

以上の2つのポイントを重点的にマスターしていきましょう!

英語の分詞って何?

ではまず英語の分詞とはそもそも何なのかという基本的なことからいきましょう。

日本人はこの分詞が苦手という人も少なくありません。私もその一人でした・・・。そもそも分詞という言い方が「なんだか得体の知れないもの」というイメージを持たせているのかもしれませんね。

それゆえに苦手意識をもってしまうとも言えます。

余談はおいといて・・・

分詞とは何か?別の言い方をすると「動形容詞」とも言えます。

わかりやすく言うと動詞を形容詞として使った用法です。動詞なんだけど形容詞的な意味で使うものといったほうがわかりやすいでしょうか。

分詞というとややこしい用法に思えますが形容詞の意味合いで使う動詞のことだと覚えておけば理解しやすいと思います。

分詞とは何かを知ったところで次項から本題の現在分詞と過去分詞についてそれぞれ例文を交えて見ていきましょう!

現在分詞の意味と使い方

現在分詞の意味と使い方

上記の表を見てのとおり現在分詞は動詞の「~ing」形を使います。

《例文》
The movie is interesting to me.
その映画は私にとっておもしろい。

※「interest」は動詞で「~に興味をもたせる」という意味ですが、ここでは「interesting」と「~ing」形にして形容詞的に使っています。

現在分詞は表にも書いていますが基本的に変わらない性質を表すときに使います。

例文のように「おもしろい」というのは映画の性質を表していますよね。そしておもしろい映画というのは何年たっても基本的に変わらずおもしろいままです。

何年かぶりに見るとつまらないと感じることもあるかもしれませんが基本的におもしろい映画って何年たってもおもしろいものです。

《例文》
The novel was impressing.
その小説は感動するものだった。

The news is scaring.
その事件は恐ろしい。

過去分詞の意味と使い方

過去分詞の意味と使い方

過去分詞は上記の表を見てもわかるように動詞の「~ed」形と「不規則」形を使います。動詞の中には不規則動詞のように「~ed」形にならないものもあるので注意が必要です。

例えば・・・

makeの過去分詞 = made
buyの過去分詞 = bought
buildの過去分詞 = built

のように「ed」形にならない動詞もありますよね。

《例文》
I was excited to see the soccer game at the stadium.
スタジアムでサッカーの試合を見て興奮した。

※ここでは「excite」という動詞を使っていますが意味は「~を興奮させる」です。

「excited」と過去分詞にすることで形容詞として使っています。

現在分詞は変わらない「性質」を表すのに対して過去分詞は一時的な「状態」を表すときに使います。

例文では「興奮した」とありますが、これは心の状態ですよね。そして興奮状態はあくまでもサッカーの試合を見ている間です。試合後も興奮がしばらく冷めないこともありますが、この状態が何年先も変わらず興奮状態ってことはないですよね。

このように一時的な状態を表すときは過去分詞を使うと覚えておきましょう。

間違っても「I was exciting to see ~.」とは言わないようにしましょう。これだと興奮状態がず~っと何年先も変わらず続いていることになので要注意です。

分詞のまとめ

以上、今回は現在分詞と過去分詞について学んできましたが2つの違いはマスターできましたか?

現在分詞と過去分詞の意味と使い分け

中には気づいた方もいるかもしれませんが、現在分詞と過去分詞を使っていくと・・・

現在分詞は主語が「モノ」のとき
過去分詞は主語が「人・動物」のとき

といったように分かれていることに気づきます。

ただ必ずしも現在分詞は「モノ」、過去分詞は「人・動物」といった生き物のときに使うとは限りません。あくまでもその傾向が強いってことです。

例えば、

①He is interesting.
 (彼はおもしろい。)

②The ice is melted.
 (氷が溶ける。)

例文を見てください。

①は主語が人だけど現在分詞を使っていますよね。主語は「人」だけど過去分詞は使って

He is interested.

とは決して言いません。なぜなら過去分詞は一時的な状態を表すときに使うんでしたよね。

基本的におもしろい人はずっとおもしろいですよね。今日たまたまおもしろくて明日がつまらないなんて普通に考えてないですよね。

そして「おもしろい」というのは彼の一時的な「状態」ではなくてどちらかというと「性質」ですよね。

だからこの場合は状態を表す過去分詞ではなく性質を表す現在分詞を使うのが正解です。

そして②は主語がモノだけど過去分詞を使っていますよね。これは「溶ける」という氷の状態を表しています。だからこの場合は過去分詞を使うのが正解です。

このように必ずしも「主語がモノ=現在分詞」「主語が生き物=過去分詞」と決まっているわけではありません。

現在分詞と過去分詞を使い分けるポイントは主語が「モノ」なのか「生き物」なのかではなく、意味として「性質」を表すのか、「状態」を表すのかです。

最後におさらいすると・・・

■現在分詞は変わらない「性質」を表す

《例文》
The movie was so exciting to me.
その映画は私にとってとても興奮するものだった。

※これは興奮する映画だったという性質を表しています。

■過去分詞は一時的な「状態」を表す

《例文》
I was so excited to see the movie.
私はその映画を見てとても興奮した。

※これは映画を見た私が興奮したという一時的な状態を表しています。

以上の例文を見て現在分詞と過去分詞の感覚をマスターしましょう。この感覚を覚えておけば正確に使い分けることができます。