今回は前回の助動詞「can」に続いて「will」の5つの意味と使い方を学んでいきましょう!

「will」は実際の会話でもっとも使われる助動詞なのでこの機会にぜひマスターしておきましょう。

will(~するつもり/~だろう)

1つ目のはwillの基本的な意味である「未来」を表現する使い方です。

そしてこの未来の表し方として「単純未来」と「意志未来」の2パターンがあります。これは以前に「時制」でご紹介しましたよね。

ここでは簡単におさらいしておきましょう!

単純未来

《例文①》
He will come here tomorrow.
彼は明日ここにくるだろう。

《例文②》
They will be in Tokyo now.
彼らは今頃、東京にいるだろう。

《例文③》
It will rain tomorrow.
明日は雨が降るだろう。

例文のように単純に未来のことを表しているだけで、それ以外の意味はない。

意志未来

A:What about going to see the movie now?
 これから映画を見に行くのはどう?

B:OK.I will go to see the movie with you.
 うん、君と映画を見に行くよ。

このように意思未来は「その場で決めた」未来を表すときに使います。

will~(必ず~する)

willの2つ目の意味は「必ず~する」「どうしても~しようとする」です。

この意味で私が思い出すのは映画「ターミネーター」でのセリフです。

I’ll be back!
「必ず戻ってくるぞ!」

有名な映画なのでこのセリフを覚えている方も多いのではないでしょうか?

《例文①》
I’ll be right back.
すぐ戻るよ。

このフレーズは日常会話でもよく使うので覚えておきましょう。

「right」を付けると「すぐ戻る」という意味になります。

例えば、トイレや電話などで席を外すときにこのフレーズはよく使われます。トイレに行くと敢えて言わなくても、このフレーズをいうことで相手は察してくれます。

《例文②》
The tourists will buy this souvenir.
観光客は必ずこのお土産を買います。

《例文③》
No matter what anyone says,I will go.
誰がなんと言おうと私は行きます。

このように「必ず~する」という強い意思を表現したいときは「will」を使いましょう!

will not(絶対~しない)

3つ目はwillを否定形で使った場合です。

この否定で使う場合は「必ず~する」の否定形になります。短縮形で「won’t」としても同じです。

意味は「絶対に~しない」「どうしても~しない」です。

《例文①》
The car won’t start.
どうしても車が動かない。

《例文②》
This cap won’t open.
どうしてもこの蓋が開かない。

ちなみに「cap」は瓶やペン、カメラなどのカチッと閉めるタイプの蓋を指します。鍋などの蓋は「lid」、ふんわりと広く被せるようなものは「cover」です。

will often~(よく~する)

4つ目は「will often ~」で「よく~する」という意味で使います。

習慣として行うことにもこのフレーズはよく使います。

《例文①》
I will often go fishing on weekend.
私は週末になるとよく釣りに出かける。

《例文②》
I will often drink coffee.
私はよくコーヒーを飲む。

《例文③》
The foreigners will often buy this souvenir.
外国人はよくこのお土産を買います。

would often~(よく~したものだ)

5つ目は「will often」の過去形「would often」で使う場合です。

意味は「よく~したものだ」です。

《例文①》
I would often eat Omelette-rice in my childhood.
私は子供の頃、よくオムライスを食べていたものです。

《例文②》
I would often travel alone.
(昔は)私はよく一人旅に行ったものだ。

例文②のように敢えて時期的な表現を付けなくても「would often」を使うことで「昔はよく~したものだ」というニュアンスが伝わります。

「would often」と「used to」の違い

最後に「would often」と「used to」の違いについて触れておきます。

日本語に訳すと似たような意味ですがニュアンスが違います。

■would often ~
I would often travel with my wife in the past.
昔は妻とよく旅行に行ったものだ。

ポイントは「~したものだ」と訳しているところです。

つまり「懐かしさ」が感じられます。

昔を懐かしむように言いたいときは「would often」を使うのがベストです。

■used to ~
I used to travel with my wife in the past.
昔は妻とよく旅行に行った。

「used to」は単純に過去の事実を述べているだけで、昔を懐かしむような感情は含まれていません。

どちらも「よく~した」という過去のことを表現していますが、単純に過去の事実を述べるか、感情をのせて表現したいかで使い分けるようにしましょう。