今回は前置詞の第9弾「with」についていっしょに学んでいきましょう!
「with」と言えば「一緒に」という意味を思い浮かべる方が多いですね。
これは間違いではありません。
ただ「一緒に」という意味をそのまま覚えても「with」を使いこなすことはできません。
何度も言っていますが意味を覚えるまでにまずは「with」がもつイメージをしっかりと掴むことからはじめましょう!
「with」のイメージを掴んで意味を理解しよう!
前置詞「with」がもつイメージは「あるもの・ことと共に」です。
この「共に」というのは、「人」や「もの」「こと」「時間」との繋がりや関係性を表します。
みなさん「with」の意味でまず思い浮かぶのは「~と一緒に」ではないでしょうか?
この訳し方は「with」がもつイメージ「共に」のあくまでも1つだということです。
例えば「with」には・・・・
- ~と一緒に
- ~を相手にして
- ~に対して
- ~(の道具)で
といった意味があります。
日本語としての訳し方(ニュアンス)は違いますが「with」がもつイメージを思い出してください。
イメージは「共に」でしたよね。
そう考えると上記した4つの日本語訳はどれも「共に(繋がり・関連性)」がイメージできますよね。
ただ意味だけを覚えてもダメな理由はここです。
イメージを掴んでいればその場に応じて「with」を臨機応変に使うこともできるし、適切に日本語に訳すこともできますよね。
例文を使って使い方をマスターしよう!
「with」のイメージを知ったところで例文に触れながらさらにイメージを掴んでいきましょう!
《例文①》
I often go shopping with my friends.
私はよく友達と買い物にいく。
《例文②》
I’d like to make an appointment with Mr.jane.
ジェーンさんとの予約を取りたいのですが。
《例文③》
Was there anything wrong with my English?
私の英語、間違ったところある?
「with」のイメージを考えるとここでは「私の英語で」「私の英語を聞いてみて」と訳すのがいいですね。
《例文④》
Something is wrong with my car.
車の調子が悪いです。
《例文⑤》
I was silent with fear.
私は恐怖で言葉が出なかった。
もしくは言葉が出ないほど恐怖を伴っていた。つまり恐怖を感じていたってことです。
《例文⑥》
He was trembling with anger.
彼は怒りで震えていた。
《例文⑦》
I often play with card games.
私はよくカードゲームで遊びます。
このように「道具を使って~する」と言いたいときは「with」を使います。
《例文⑧》
Please write with a pen.
ペンで書いてください。
《例文⑨》
I would like a table with a nice view.
眺めの良い席をお願いします。
それ以外にも・・・・
- with time ・・・ 時間ともに
- with a year ・・・年々
- with age ・・・年齢とともに
といったように人やもの以外にも「時間」といった見えないもの以外にも使います。