今回は付帯状況の「with」についていっしょに学んでいきましょう。使いこなすことができれば表現の幅も広がるのでこの機会にマスターしておきましょう!
ちなみに前置詞は名詞の前において、その名詞との位置関係を表すものでしたよね。
通常、前置詞の後には名詞が付くだけですが付帯状況の「with」の場合は下の表のように「with」の後にくる名詞の動作や状態を表すことができます。
以前に前置詞「with」について学んだのを覚えていますか?前置詞「with」のイメージは「あるものと共に」でしたよね。
そのイメージから付帯状況の「with」は「~したままで/~しながら」と訳します。
日常会話でも「テレビつけっぱなしで」「メガネかけたままで」など思い返せば「~したままで」「~しながら」を使うことって結構ありますよね。
そんなときは今回の付帯状況「with」をマスターしていれば簡単に表現することができるわけです。
そしてこの付帯状況「with」は上の表のように「with + 名詞」のあとに現在分詞・過去分詞・形容詞・副詞、さらに「前置詞+名詞」を続けることであらゆる場面に応じて自分の言いたいことを表現できます。
付帯状況「with」を使いこなすためにもこれから紹介する5つのパターンを例文を見ながらマスターしておきましょう。
①with + 名詞 + 現在分詞の形
現在分詞は動詞を形容詞として使ったもので、意味は基本的に変わらない性質を表すときに使います。
《例文》
He always brushes his teeth with the water running.
彼はいつも水を出しっぱなしで歯を磨きます。
②with + 名詞 + 過去分詞の形
過去分詞も現在分詞と同じで動詞を形容詞的な意味合いで使ったもので、意味は一時的な状態を表すときに使います。
《例文》
Please do not turn on AC with the door opened.
ドアを開けたままでエアコンをつけないでください。
③with + 名詞 + 形容詞の形
《例文》
She always sleeps with her hair wet.
彼女はいつも髪を濡らしたままで寝る。
④with + 名詞 + 副詞の形
《例文》
Do not get out with the light on.
電気をつけたままで外出してはダメ!
⑤with + 名詞 + 前置詞 + 名詞の形
《例文》
It is dangerous to walk with your hands in your pocket
ポケットに手を入れたままで歩くのは危険です。
以上で付帯状況「with」は終わりです。あなたなら日常生活、仕事などのどんな場面で使いますか?
実際に英文を作って声に出して言ってみましょう!